バスケットボール=「籠球」
と書くのはみんなが知るところです。この「籠球」を「籠久」と書いていて月刊バスケットボールへ毎月コラムを載せている人と言えば、バスケ関係者は皆さんご存知ですね!そう!明成高校、佐藤久夫監督です。
昨年度のウインターカップでも全国制覇を達成した日本屈指の高校バスケットボール界の名将です。我々の世代だと、志村雄彦、佐藤濯を擁して公立高校である仙台高校で日本一を達成したことが心に残っていますね。
素晴らしい先生なんだろうなぁと思っておりましたが、なかなかお話を聞く機会もありませんでしたが、今回、お話を聞く講習会の機会を得ましてお話を聞かせていただきました。
詳しい内容などは、SNSやWEBに発信しないようにという事でしたので、ここでは、お話を聞いての私の個人的な感想を書かせていただきたいと思います。
指導者こそ「言葉」を大切に。名指導者は伝え方の天才
一気に止まらない。
我々の心をわしづかみにしたまま進んだ講習会でした。
やっぱり、素晴らしい指導者は「言葉」の使い方が巧みで素晴らしいですね。途中までは書き留めようとメモをとってましたが、途中からは胸に感動として刻んだ方が良いなと思い、メモを放棄しました。
素晴らしい先生方は本当に言葉の使い方が正確で「巧み」です。
ミニでも、谷川先生にしても服部先生にしても小山先生にしても皆さん、言葉の選び方や伝え方の素直に受け取りやすさは素晴らしいですね。特に学校の先生は仕事自体が子ども達にものを伝えるというのが仕事ですから、我々、いつも大人だけを相手に仕事をしている人間とは細やかさが違いますね。ここは大いに勉強したいところです(勉強してますが、まだまだまだ。。。)
とても素晴らしい講習会でしたが、特に気になったのは
気になるポイント①「STORY」
指導というもの。もしくはバスケに係る活動そのものを<俯瞰>で見てるなってところです。
当然一つ一つのこだわりが凝縮されている指導をされているのは当然として、それとは別に俯瞰して活動そのものを見ているところが素晴らしかったです。「STORY」
私もやっと最近そのように感じるようになりましたが、これを分かりやすくかみ砕いて周りの人に伝えるっていうのはとても大変な事です。
詳しくは書けませんが、
子ども達の1年間、もしくは3年間それぞれに物語がありますが、その物語に関わり・つくる。
ついつい我々は自分自身だけの物語で決着しそうです。それだけでもままならないわけですが。。
これをチームやその子ども達一人一人の物語に関わり・作るこの考え方はとても面白いと感じました。
気になるポイント②「指導者自身が心の窓を開ける」
これは本当にそうですよね。
良い指導者はとにかく前向き(ポジティブ)でオープンマインドです。
そしてそれを子ども達や保護者の皆様に対してもそうでなければならないと思います。それすら出来ていない指導者も多々多々見受けられると思います。
私も以前と比べたらオープンに接することができるようになってきたなぁと思っていますが、ただ、人間ですからついつい
『防衛』が働いたり
『いらないプライド』や
『格好つけたい自分』
『分かったように見せたい(分からないことが恥ずかしいとでも思っている)自分』
こんな自分が邪魔して壁を作ってしまう。下手したら自分の所有物(奴隷)かのように子供と接しているときもあったし、今も「いらないプライド」や「無用な自尊心」が顔を出してきます。
こんなのいらないのにですね。
私の目的は「自分が他人に認知されること」ではなく、この指導を通して「最高の空間・時間を共有し成長する」事なんですから!
本来の目的へまっすぐに進むように考え、しっかり自分自身の心の窓を周りに開けたいと思います。
オープンマインドは、嫌な事、嬉しい事は自分自身の合わせ鏡として体験できます。これは自分自身でも幾度も体験してきた真理ですね。
書きたいことは色々とありますが、また、佐藤久夫先生の本も買って読んでみようかと思います。
刺激は心の肥やしですね。
清々しい一日の始まりです。
今日も一に頑張りましょう!!!
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