鹿児島市(スポーツ課・市教育員会教育長・鹿児島市スポーツ少年団本部長)よりの回答→学校施設開放について

9/17に提出した署名について

その後、鹿児島市より動きも回答もないため、9/24朝8時55分、鹿児島市スポーツ課 課長の梶原さんへ連絡を入れ状況確認を行いました。

既に、提出した2800名を超える署名の皆様の思いを背負っておりますので、そのまま尻切れトンボにするわけにはいきません(昨日396名分を追加で提出したので3,200名を超えました。)

梶原課長よりは折り返しで連絡を頂き、その後担当者の冨吉氏よりアポ取りのTELが入り、9/27 午後1時10分より鹿児島市役所西別館2階の個室にて回答を頂く段取りとなりました。

梶原課長へは「前向きな回答を期待している」とお話しましたが、かなり渋い印象を受けましたが、市民の声に耳を傾け、何かしら前向きな回答を頂けるのではないかと思いましたが、結果は下記のようなものとなりました。


鹿児島市より回答※一部割愛(全て文書回答の期日は令和3年9月27日付)

回答→鹿児島市教育委員会(観光交流局スポーツ課扱い)

学校教育の一環である部活動については、大会3週間前の場合は、最小限の日数、時間及び人数で例外的に活動可としておりますが、学校体育施設につきましては、依然として学校現場において感染防止対策を強化している事を考慮すると、本市のまん延防止等重点措置の適用が継続している現時点におきましては、施設中止はやむを得ないものと考えておりますので、ご理解ご協力頂きますようよろしくお願いいたします。

回答→鹿児島市教育委員会 教育長 杉元羊一(担当:保健体育課 池田隆課長)

また、期間中の大会参加については、学校として主催団体と共に責任をもって、慎重に判断することとし、学校の所在する地域や大会の開催地の感染状況、開催地で感染した際の対応などを検討するとともに、保護者の理解を得た上で参加するように指導しております。

さらに適用期間後に行われる学校体育団体及び競技団体が主催する大会に参加する部活動については、必要最小限の日数、時間及び人数で、感染防止対策を徹底した上で行うよう合わせて指導を行っております。

尚、部活動の再開にあたっては、今後の感染の状況を見極めながら、検討してまいります。

回答→鹿児島市スポーツ少年団 本部長 大瀬克広

一方で、現在県内における新型コロナウィルスの新規感染者数は減少し、感染拡大系警戒基準の指標も改善傾向にあるものの、未だに多くの方が療養中であることや変異株による若年層への感染が懸念される中、保健所や医療現場への負担軽減にも配慮する社会的責任もあるところです。

(部活動は3週間前からかつどうについて留意事項を示されたところですが)少年団活動の中心となる子ども達のほとんどがコロナワクチンの

接種対象になっていない事もあり、子ども達の安全と周りの方々の健康を第一に、期間中に感染状況を大幅に改善することこそ、その後の安全で安心な少年団活動の再開に資するものと考え(・・・)、まん延防止重点措置期間中の自粛のお願いについて、ご理解、ご協力いただけますようよろしくお願いします。


それぞれの回答においての所感及び意見交換事項について(所感を含む)

この文書を配布頂いて1時間程度様々な意見交換をさせえていただきました。

私がこの回答書をみて感じたのは

話にならない。果たして現状の新型コロナウィルス新規陽性者数の変化を見て、子ども達の事を考え自分の頭で考えているのだろうか?

という事です。

1週間前の9/21日頃に提示された文章であれば多少理解できるところはありましたが、9月27日付けの文章としては余りにも現実と乖離していると思わざるを得ません。

結局は、一度出した指針・文章を変更してやり直す作業は、相当パワーが必要であり、そのパワーを梶原スポーツ課課長、教育委員会池田保健体育課長(教育長)などに出していただけなかったなという思うところです。

意見交換の内容については下記のような概要でした。

●どのような協議をして誰がこのような決断をしたのか?(やらせない。ではなく、どうやったらやらせてあげられるかを考えて欲しいと話した)
→スポーツ課、教育委員会は、連携をとってこのような文書を作成したとの事。
→市スポーツ少年団は本部役員全員に話を通してこの文書を提示したとの事。

●市長は知っているのか?この程度の署名では市民の声として市は感じなかったのか?こちらとしては5000人・10000人集めても構わない。
→市長にこの話は通っている。2,800名を超える署名の重みについては十分に感じている(梶原課長)

●今週でまん延防止は外れるのであと少し我慢して欲しい
→確かにあと数日だが、私たちはこの数日の話をしに来ているんだ!!10月1日より運動施設が利用できるのは現状を見れば当たり前。この状態で10月1日以降も施設が利用できなければ私は暴れます。

●これだけ新型コロナ陽性者数の人数も減り、現在ステージⅡの現状。なぜ、これだけ減ったのか?9月13日以降人々の意識が変わり、人流が減り、対策を徹底したから減ったか?少なくとも私が知る限りそうではない(学校だって始まれば感染拡大すると言っていた。逆に減っているではないか?)結局この新型コロナについては分からない事ばかりである。なのであれば、分かっている『今』この現状・現実をみて柔軟に対応していってほしい。
→この内容については、鹿児島市教育委員会保健体育課の池田課長、及びスポーツ課課長の梶原課長が、
『今後、懸念されている第6波においては、更に教育委員会とスポーツ課は連携をして柔軟な対応をしていかなければならない』
→おそらく、今回の一番の収穫はこの言葉だったでしょう。
 くる可能性が高いと言われる第6波の際には、今回のように一律の措置ではなく状況を加味して動いていただけるようにお話いただきました。

●なぜ、8月26日頃に出された文章でまんぼう延長になったらこの措置を継続するなどと書いたのか?一度文書を出してしまえば変更は難しくなる。わからない不確定な未来に対して事前に文書に記すべきではない

●私の子どもは坂元台小学校へ通っているが、校庭の移動式のリングが昨年は5月より1年以上にわたって倒されていた。子どもは校庭で1年以上ゴールが無い生活を送った。夏休みのみ立っていたが、今はまた、倒されている、サッカーのゴールポストも撤去されている。このような措置が10月以降ももし継続して続けば異常だ。学校は中高生が集まると言っているが、それは昨年の中高の休校措置の間の事で、今はそのようなタイミングではない。このような過剰な措置が続かないようにしていただきたい。

●他市、他県においての状況を知っているか?との質問(池田課長)
→南さつま市は、小学生に対する学校施設開放を9/24の南日本新聞の記事以降すぐに協議してその週末から小学生に対して開放を開始した
→他県の状況を見た(新聞などに宮崎の話が書いてたので宮崎に確認)が、学校施設開放は止めているようである(梶原課長)。→宮崎は大概厳しすぎる。(新型コロナ先進県を見て欲しい。例えば愛知県・東京都など、緊急事態宣言下でも普通に小学校開放は続いており、今回、新型コロナが収束したことを見ても、運動施設開放と新型コロナ拡大を結びつける因果関係など確認できない)もっと広く見て。

●最後に、このとてもとても悲しい事故(https://news.yahoo.co.jp/articles/c9b32fcd4265eafd6475ea3a423ad6477773223e)につきまして、この子はバスケットボールをしており、数年前鹿児島市南地区の地区選抜事業で林さんがお付き合いがあったもので、こちらの保護者の方より、お気持ちをline頂いておりましたので、その内容についてお話を差し上げました最終的には個人の判断だったとはいえ、「部活さえあれば」と何度も反芻されておられました。(部活があればその日は練習試合の予定だったそうです)

子どもの運動の欲求は止められません。
暇を持て余した子ども達が様々なところへ向かう。大人でも自粛し続けるのが難しいのに子ども達に行動の抑制を押し付けるのは、正しい判断だとは思えません。

学校が無くなり(休校・分散登校)、部活や社会体育が制限された中で、

子ども達が公園に遊びに行く、川へ行く、どこかにたむろう。当たり前のことです。学校というもっとも安心できる施設で教育、スポーツを楽しませてあげたい。本当にそう思います。


スポ少についての所感

★鹿児島市スポーツ少年団は、もともと、鹿児島市役所内スポーツ振興局に事務局を置いているが、そもそも『公』のものでも何でもない。ですので、スポ少の意見は意見として回答を聞きましたが、私が議論したいのは『小学校の学校施設開放』についてだったので、あまり意見をお聞きしませんでした。

ただ、スポ少自体はもう、50年を超え、その社会的役割を終えたのでないかと考えています。

また、今回の件でも、登録料を支払って自粛をお願いされる等、意味が分かりません。

学校施設の開放につきましては、スポーツ基本法により、学校教育に支障のない範囲で地域に開放する事を努めるように記載されております。
<スポーツ基本法:(学校施設の利用)
第十三条 学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第二条第二項に規定する国立学校及び公立学校の設置者は、その設置する学校の教育に支障のない限り、当該学校のスポーツ施設を一般のスポーツのための利用に供するよう努めなければならない
2 国及び地方公共団体は、前項の利用を容易にさせるため、又はその利用上の利便性の向上を図るため、当該学校のスポーツ施設の改修、照明施設の設置その他の必要な施策を講ずるよう努めなければならない。>

決して、スポ少に貸し出しをするように書いてあるわけではありません(ある小学校など、うちはスポ少にのみ貸し出しているなど頓珍漢な事を言っている教員がいるようですがもうちょっと勉強したほうがいい。)

学校の運動施設はあくまで学校教育の為の施設ですが、学校の所有物ではありません。あくまで『市』のもので、我々市民のものです(学校(ひょっとした教員)の私物だと勘違いしている教員も多くびっくりする)

この学校の運動施設を我々市民の子ども達に開放することはごくごく当たり前です。

私は、このスポーツ少年団という組織に登録する理由が良くわかりません(だから、4,5年前より登録をしなくなりました)

スポ少でないと、小学校施設が利用できないなんて大きな間違いですので小学校を借りるために少年団に入っているというチームは今回の件で良く考え直されてください。スポ少の理念が好きでスポ少に入っていないと活動出来ないクラブは、スポーツ少年団登録をされればよろしいでしょう。

今一度、意味と意義を考えてチーム運営をしていきましょう!

上記の件で私が答えられることは、このHPを通じて何でもご連絡下さい。お答えできることは何でもお話します。

また、鹿児島市の方であれば、鹿児島市スポーツ課 冨吉(とみよし)さんが学校施設開放の担当です。電話番号099-803-9620に電話されて聞いてみて下さい。


上記の事についての直接の意見について

上記の事についての直接の意見につきましては

鹿児島市観光交流局観光交流部スポーツ課 梶原剛課長 099-803-9620

鹿児島市教育員会事務局教育部保健体育課 池田隆課長 099-227-1951

公益社団法人 鹿児島市スポーツ振興協会 二宮事務局次長 099-248-7718

へお電話されてみて下さい。

市民の言葉をないがしろにされるような人たちではないと思います。

しっかりと意見を話を言っていきましょう。

沈黙=同意ですし、保護者同士で「ありえないよね~」「馬鹿だよね~」と言っていたって声は届きません。

私はしっかりと意見を伝えていこうと思います。

というわけで本日のブログは以上です。

昨日提出した396名分(特に集めたわけではありませんが、色々と持ってきてもらいました)を合わせて3,200名を超える方々の想いを持って活動させていただきましたので、今回ブログに書かせていただきました。

今日も一日頑張りましょう!!

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