オフェンスファンダメンタルの1記事目となります。
②オフェンスファンダメンタル(シュート)の記事はこちら
③オフェンスファンダメンタル(パス)の記事はこちら
④オフェンスファンダメンタル(ドリブル)の記事はこちら
この記事では、バスケットボール(U12バスケットボール)における最も基本的なポイントとは何か?オフェンスのの技術向上とは何をポイントにしていくべきなのか?
という点について考察します。
選手・保護者については練習をする上でパス意識の向上の為にどう考えればいいか?というヒントになればと思いますし、指導者の皆様とは指導のポイントについて共有・ご指摘いただければと思います。
それでは考えていきましょう!
オフェンスファンダメンタルの基本は「指先」「足元」づくり
オフェンスファンダメンタルは、大きく分けて
1.シュート
2.パス
3.ドリブル
の部品に分かれます。
特にシュートは、バスケ=シュートといわれるくらいバスケットボールの本質であり練習が必要な技術です。
この3つのオフェンスの部品を作るのが
「指先づくり」と「足元づくり」です。
この2つの部品作りが、「シュート」「パス」「ドリブル」の精度を上げる「素」になります。
我々CRESTでは、この指先・足元づくりには非常に時間を割いてこの部品を作っていきます。大きな点差にはなりませんが、確実に差が出てくるポイントです。
また、最後の最後の勝利を決めるポイントがこの辺りではないかと思っています。
成長が早く体が早く大きくなったり、パッとボールを扱える子どもでゲームをして試合には勝つことがあるかもしれません。しかし、同じ子供を預かった場合では、この差は非常に大きいと思っています。
ゲームが競ったとき、最後の勝負の差がつくのは「ファンダメンタルの差」となります。
指先・足元づくりの具体的な方法
指先・足元づくりは、様々な練習で鍛えることができます。
指先づくり
①ハンドリング(様々な)
②キャッチボール(さまざまな)
③四角パス→三角パス(さまざまな)
等を行っています。
これは、本当に大切なスキルとなります。
↓↓↓「指先づくり・・・最後の6個の競争」
※月バスyoutube動画より
トップレベルの選手(ただ、成長期が早く来た選手ではない)は、指先がしっかりしてきています。
足元づくり
足元づくりも指先に負けないくらい大切な練習となります。
色々な練習があるかと思いますが、我々が力を入れている練習は
①突き出し
②もらい足
③シェービング
④魔法のトレーニング
⑤1on1
⑥縄跳び
⑦あひる
などで、足元づくりを行います。
この足元づくりがすべての土台となっていると思います。
特に「1の足」には、こだわりを持ってすべての練習において意識をしております。
技術をつなぐファンダメンタルスキル→ジョイントのプレー
ドリブル・パス・シュートの分解練習をしているんだけれども、なかなか試合で成功しない。
プレーが失敗してしまうということも実は多いです。
それは、ドリブル・パス・シュートをつなぐ「ジョイントのプレー」がしっかりとできていないことに起因していると思います。
ジョイントのプレー
ジョイントのプレーとは
「ドリブル」と「シュート」をつなぐプレー
「ドリブル」と「パス」をつなぐプレー
「パスキャッチ」と「ドリブル」をつなぐプレー
「パスキャッチ」と「シュート」をつなぐプレー
「シュート」と「リバウンド」をつなぐプレー
「リバウンド」と「パス」をつなぐプレー
などなどです。
すなわち、
①正確なボール移動・ボール仕舞
②ミート
③ピボット
④突き出し
⑤もらい足
などのプレーです。
このようなジョイントのプレーもレベルが高くなればなるほど大切なプレーだと考えます。
逆に、レベルが低いゲームの中では、この技術が低くてもあまり目立ちません。
ディフェンスのプレッシャーが低かったり、小学生によくある子ども同士の成長や学年の差が大きい時はわかりづらかったりします。
basketball is habit sports
CRESTでは、このようなファンダメンタルスキルを大切にし、しっかりと身に体にしみこませることを大きな目標としています。
「basketball is habit sports(バスケットボールは習慣のスポーツ)」だからです。
時間も非常に裂きますし、ゲームがあまり関係なく進んでいくこともあります。
しかし、このファンダメンタルスキルこそが本当に必要で身に着けるべきスキルであり、将来にわたって崩れない基礎になると考えます。
そして、本当に能力や体格に恵まれた選手こそが、u12時代に身に着けるべき技術だと信じて指導しています。
おわり
ご覧いただきありがとうございました!
今日も一日頑張りましょう(^^♪
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