さあ、今日は久しぶりに大会や活動状況以外の話を・・・。
最近、NBAで頑張っている八村塁がJBAについて意見を言い大きな波紋を呼んでいます。また、今回の八村塁ほどではなかったですが、夏にはパリ五輪・東京五輪でも素晴らしい活躍を見せた馬瓜・エブリン選手もJBAに苦言を呈してました。
八村塁のJBAに対して批判で、バスケが冬の時代に逆戻りするのではという懸念もあるようです。
だけど、我々ミニバス界(U12バスケ界)も不満だらけです!!
今回は、私の思いとミニバス界に足を踏み入れたばかりもしくは今からミニバス界を楽しんでいこうという方々へ、日本のバスケ、小学生バスケが子供たちの為にもっと素晴らしいもになったら良いという気持ちで書きますね(^^♪
日本ミニバスケットボール連盟から日本バスケットボール協会U12部会へ
日本の小学生バスケは長い間、日本ミニバスケットボール連盟という組織が中心に活動しておりました。
日本ミニバスケットボール連盟はその名の通り、小学生のバスケ=ミニバスのみの組織ですから、このカテゴリーの子供たちの事だけを考えていればよい組織だったわけですね。
現在は東京五輪に日本代表が出場できるかどうかという問題を皮切りに日本ミニ連は解体となり、日本ミニ連の内部留保金もすべて日本協会に取り込まれた上、現在、小学背のバスケットボールは日本バスケットボール協会U12部会として活動しております。
ただ、日本ミニバスケットボール連盟が素晴らしくて最高だった、日本バスケットボール協会U12部会はどうしようもない!!!という事ではありません。
日本ミニ連にも問題は沢山ありましたし、腐敗していた部分もあったと思います。
組織というのは大きくなりまた、長期に存在した場合、たくさんの問題を内在するものです。
ただ、日本ミニ連の方が今の日本協会U12部会よりは、小学生バスケの現場を知っている人が連盟内にたくさんいて、小学生バスケの子供たちの頑張りに対する思いをたくさん持っていたと私は感じます。
いくつかご紹介していきますね。
しっかりしないなら、総辞職もしくはJBA解体してしっかりした組織へ生まれ変わってほしいですね。
リング305㎝問題、男女6号球
来年度のミニ全国大会では、リングの高さは305㎝になるとのことです。
かなりブレブレですが、今後県大会・地区大会へも落としていくとのこと。
小学校で通常練習をしている我々はそもそも305のリングで練習すらしておりません。JBAは何を考えているのでしょう?
地区で小学校が305㎝のリングへ上下上げ下げできる地区は良いと思うし、まあ、305㎝のリングでゲームも出来ることでしょう。けど、日本全国の状況には即していません。
小さい子は通常の260㎝のリングでゲームをすればよいとのこと。
だったら、何で無理やり305㎝のリングで現場が混乱する事しないといけないのでしょう?
リングの高さを上げることで競技力向上になるの??
また、ボールも現在の5号球から6号球を使うとのこと。
なんで?ボールを大きくしたら競技力向上になるの?投げれる子はいいけど、投げれない子は??そういうこの事はJBAはかんがえないの??
指導をしていて確かに小学生高学年になると305㎝のリングでゲームできる子供は本当にたくさんいるし、問題はあまりないと思います。けど、チームによってはミニのルールの10人出場の中に2,3年生が入るチームも多々あります。その中にもやれる子もいるのでしょうが、やれない子もたくさんいる。
そのような現場の状況をJBAは全く見ようとしません。現場感覚は皆無と言わざるを得ません。
私、本当に思うのですが、体の成長が早く305㎝のリング、6号球でやった方が良い選手(そんな選手も結構いると思います)この子達は、飛び級でU15のカテゴリーでやればよいだけで、その方がその子にとっても周りの子にとっても一番良いのではないでしょうか!
全国大会問題!
全国大会・ブロック大会の問題はおっきな不満が大爆発している問題の一つですね!!!
現在、全国ミニバスケットボール大会は東京代々木体育館で毎年3月に行われております。
これは、以前は優勝大会(優勝を決める大会)だったわけですが、現在は交歓大会になております。
全国大会はなかなかいく事のできる大会ではないですので実際は不満があるのは行くチームだけになるわけです。勝利至上主義??というものにならないようにという良くわからないものの為に優勝を決めない交歓大会になっている模様です。
JBAは各県協会に、各県1位を推薦するように連絡が来ているようです。
これは本当に妙だなぁと思います。
全国大会に県大会を勝ち抜いた1位が出場するなら、全国大会は優勝大会でやったら良い!!
各都道府県で、全国大会に出場したいチームに手を挙げてもらい抽選で1チーム全国大会へ出場できるなら、全国大会は交歓大会(ランダムにゲームだけして帰る)で良い!!のではないでしょうか?
けど、JBAは全国大会の格を保ちたいためでしょうか?
各県からは熾烈な全国大会予選を突破したチームを出場させ、全国は交歓大会?練成会みたいなことをして帰るわけです。
我々遠方のチームは、ご家族の分を考えると1家庭20万円くらいは負担してもらって東京に練成会に行っているようなものです。これって本当に萎えます!!!
特に近い関東圏の皆様にとっては本当に魅力がないようですね。
JBAは唯一のメインの主催大会である全国大会
優勝大会でないことには本当に意味が分かりません。
無くなった感動の入場行進・開会式&閉会式
ミニの全国大会と言えば、代々木第一体育館で行われる感動の入場行進からの開会式があげられると思います。
大型ビジョンに映し出される子供たち
代々木という大舞台で更新する子供たちの姿に感動する保護者の方も多かったのではないでしょうか!
また、優勝大会でなくなったことで、閉会式などもなく。。。
試合が終わったそのまま帰る・・・という何とも締まりのない大会となっているのが現状の全国大会です。
(開会も無ければ閉会もない)
また、全国大会の大会パンフから、歴代の成績が消えたという風にも聞きました。
これは、これまで50年を超える日本中の指導者のレガシーを軽んずるものだと思います。
先輩方の頑張りに敬意を表しその歴史を知ることが文化を引継ぎ成長させてるという事ではないでしょうか!!!
バスケの聖地 代々木体育館
ただ、バスケの聖地と言われる代々木体育館でバスケができるこれは魅力です!!
神々しさもある代々木体育館
ここでバスケが出来ることも本当に大きな思い出になりますね!
ただ、これもどうやら今年度までのようです。
来年度からは武蔵野森体育館になるとのこと(武蔵野の森体育館も素晴らしいとは思いますが・・・)
これもずーっと、ミニバス界の伝統だった代々木でなくなるようです。
小学生ケイジャーの長年の夢だった代々木でなくなるのも本当に残念なことです。
小学生バスケの登録者数も増えているはずですし、予算的に問題はないと思うのですが、理由も説明してほしいですね。
マクドナルド ハッピーセット全国大会
マクドナルドさんが全面的に全国大会のスポンサーとなりました。
けど、ここまでマクドナルドのメニューに寄せないといけませんかね??このデータは昨年度のものです。
まるでマクドナルドのハッピーセットを連想させる色使い。
どこのメーカーのTシャツかもわかりません。
今年度は各県の予選の冠にもマクドナルドを付けることを連絡ありました。
鹿児島県からはマクドナルド全国ミニバスケットボール大会都道府県予選大会の事務局 藤野様宛に(詳細は書きませんが)鹿児島県のU12部会としては同調できない旨を共有しております。
ですので、鹿児島県予選の冠にはマクドナルドはつきません!!!
カテゴリー別でみて最も競技人口の多い小学生バスケ(ミニバス)を軽視しどんどん現場感とずれた方針を打ち出すJBA、小学生の夢の舞台全国大会をどんどん簡素化していく姿勢。
大型スポンサーにすり寄り、バスケットボールが大好きな我々の通常使わせていただいているメーカーより、マクドナルドを優先している姿勢。
我々ミニバス界の憤りはとても大きいです!!
このようなことが全てのカテゴリーで行われているから、八村塁選手の発言からも感じられる<JBAはお金儲けに走っている>という考えを我々が感じざるを得ないという事だと思います。
ブロック大会(九州では九州大会)!
ブロック大会についても非難が各ブロックで続出していると聞きます。
JBAは、各県の1位は全国大会へ2位以下をブロック大会への出場を求めています。
全国へ行っても交歓大会。
しょうがない!!せめて九州チャンピオンを目指そうという九州のミニバスのメンバーもこれは意気消沈です。
最後に1位チームが普通に出場出来ていた九州大会はもう3年前。。。それ以降は1位出場が減っていき、去年は鹿児島と大分のみ1位が出場。
結局九州大会で優勝しても九州チャンピオンでない!!という事です。だって1位が出場していないのですから。
こんな九州大会面白いですかね?
北信越大会などはブロック大会すらも交歓大会にしているとのこと。
こんなの最悪ですね。面白くない面白くない。
そもそもスポーツは勝ち負けがあるわけですから。
こんな魅力のない大会を主催してどういうつもりなのでしょうか?
昔、主催県がみんなで知恵を出し合ってやっていた開会式などもなくなり、本当に子供たちの為にみんなで良いものを作っていこうという気概さえもJBAは奪っています。
DC事業問題!
DC事業=JBAが関わる「Development Center(育成センター)」です。
これがまた何も中身のない事業となっております。
携わった指導者やスタッフも首をかしげるしかない内容・・・。
ただやっている。まさにそのような事業です。
JBAがこのカテゴリーを良くして子供たちに魅力あるものを提供しようという考えは全く感じることはありません。
こんな形式だけのことにお金を使うなら、全国大会やブロック大会を良いものにしてほしいと切に願います。
という事で本日は、いろいろとJBAのことを書いてきました。
我々、ミニバスに関わっている指導者・スタッフはそのほとんどがボランティアで子供たちが大好きでバスケットボールが大好きで子供たちの成長を保護者の皆様と一緒に楽しみ感動することが大好きな人たちであふれています。
まだ、小学生に入ったばかりのまだまだ日本語も良くわからない子供たちと一緒に長い時間をかけて人間関係を構築し、バスケットボールを通じて様々な成長を楽しみ感動します。
その大好きな子供と大好きなバスケットボールの事をしっかり見て現場をしって子供たちの為にJBAは動いてほしい。そうでないのであれば、JBA解体です。
八村や馬瓜も言いたくて協会批判する事ではないと思います。
私も一緒です。
本来、JBAと我々は一緒にバスケを愛するファミリーのはずです。
ぜひ、このブログが一緒にバスケをもり上げていくメンバーが考えるきっかけになったら嬉しいです。
という事で本日のブログは以上です。
どうぞよろしくお願いいたします。
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